秘密を守る、とても大事なアウティングの話!

LGBTQ

アウティングって何?

はじめまして、LGBTQ当事者の「はじまり」です。

今回は当事者中心の話ではなくて非当事者にも関するお話をしていこうと思います!まずアウティングという言葉、聞いたことありますか?

アウトプットみたいなこと?ビジネス用語?

語感は似てるけどちがいます。実はLGBTQに関する言葉で、自分がカミングアウトをされたときに相手に無許可で人に話してしまうことを指します。

当事者のカミングアウトについてはよく見かけますし私も自分の経験を記事にしました。

だけど当事者にも非当事者にも直接関係するアウティングも伝えるべきではないかと思ったのです。

よければ最後までお付き合いください!

夢と恋バナとアウティング

アウティングってLGBTQに対して使う言葉ではあるんですけど「友達のないしょ話を人に話す、話さない」ってすごい身近な事じゃないですか?

親しい友人が自分に心の内を話してくれた時

〇〇ちゃんって、〇〇の事好きなんだって!

〇〇って〇〇目指しるらしいよ!

たとえこの先の言葉が「だからみんなで応援しよう!」だとしても本人から許可を得ずに周りに話してしまうとアウティングと同じなんですね。あなただから話したことなのに自分の知らないところに広まっていたらショックですよね、

2015年、実際アウティングは事件として起こってしまいます。

某大学の男子生徒は友人(男性)から恋愛感情を告白をされ男子生徒は異性愛者でしたから「付き合うことはできない。友達でいたい。」と断りました。二人は少し疎遠になりますがある日男子生徒は約10人が入っているグループLINEで「もうお前がゲイって隠すのはムリだ。ごめん」と友人の実名付きで話してしまいます。

う~ん…

その後友人はパニック障害を患い自死を選んでしまいますが、裁判につながったりこの事件をきっかけにアウティングの重要性が広がり始めました、

大切なこと

2020年、三重県で全国初のアウティング禁止条例が制定されました!認知度は低くても変わりつつあるんですね。

とはいっても、非当事者のかたがLGBTQ当事者にカミングアウトをされても理解できないことは多いでしょう。

悩んだら友人やSNSに頼るのもおかしなことではありませんし、私含め当事者同士のアウティングも起りえます!

だからこそ、聞きづらいかもしれませんが本人に直接聞くことって重要なんです!

自分の夢や恋バナが広まって学校に行けなくなる人がいるようにLGBTQのアウティングも生活や命にかかわる問題なのだと当事者も非当事者も忘れないようにしたいですね。

私は世の中にLGBTQを理解できない人がいていいと思っているのですが理解できなくてもそういう人がいる、起こりうるということを知ってもらえるよう発信していこうと思います!

おわりに

10代~70代のLGBTQ当事者約1万人にアウティングが起きた経験はあるか、という調査の結果 約25%のかたが「ある」と答えました。

当事者にはカミングアウトをしないという選択肢も勿論あります。

だけどカミングアウトをしてもしなくても苦しい世の中にはなってほしくないな~と思います。

読んでいただきありがとうございました!

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